ヘルパンギーナの症状・治療法

なんだか、不思議な名前ですが、この疾患は乳幼児で流行する「夏かぜ」の一種といわれている感染症です。特徴的な症状が3つありますので、ここでしっかり確認して、未然に感染を防ぎましょう!

 



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ヘルパンギーナとは

突然の高熱、そして口腔粘膜に現れる小さな多くの水疱性発疹が特徴である急性ウィルス性咽頭炎です。「夏かぜ」と呼ばれている疾患のひとつです。

日本では、西日本から東日本へウィルス感染が広がる傾向があり、感染者数は、5月に増加しはじめ、6-7月にピークをむかえ、8月になると減少します。

感染者の年齢は、4歳以下がほとんどです、1歳代の感染が一番多くなっています。

このように、乳幼児を中心に感染しますが、大人も感染します。

 

原因

ウィルス名: 殆どがエンテロウィルス属するウィルス、コクサッキーウィルスA群、B群など

属するウィルス、種類が多いので、ここには記載しませんが、ウィルスがたった一つではないため、実は何度も感染してしまう人もいます。

 

感染経路

接触感染、糞口感染(糞便からの感染)、飛沫感染(空気感染)

 

潜伏期間: 2-5日 自覚症状はありません。感染します。

発症期間: 2-4日 特徴的な3つの症状がでます。感染します。

回復期間: 発症から3週間 見た目は元気ですが、糞便などからも感染します。

このように、感染期間が長いのも特徴です。大人も子供から感染しますので、家族内での空気感染、タオルによる接触感染、子供の口の中を触ったとき、オムツを替えたりしたときなど、とにかく注意が必要です。



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3つの特徴:

  • 突然の高熱: 39-40度 2-4日で下がります。
  • 口内炎と水疱: 咽頭粘膜の発赤が顕著です。口腔内に2-4mmの小さな水疱がたくさん出ます。特徴的なのは、上あごや咽頭部に多く水疱が出ることです。この水疱が破れると、潰瘍が形成され、とにかく痛みを伴います。後遺症はありません。
  • のどちんこの炎症 

 

大人は、免疫力が低下しているとき、体調が悪いときなどは感染しやすく、乳幼児よりも重症化しやすいようです。症状は、やはり39度以上の高熱が続いて、口腔内に水疱もできます。

それに加え、強い倦怠感、関節の痛みなどの症状が出ます。

 

予防法

感染症ですので、主な予防対策をあげておきます。

・しっかり手を洗う。

・咳やくしゃみの際、口と鼻をマスクなどで覆う。

・タオルの共有をしない。

・御両親は、オムツ交換や下着の管理も慎重に行ってください。

 

暑い夏はプールで泳ぎたい!そういいたいところですが、プールも集団感染の場。絶対に行かないでくださいね。特に、元気になったと思った回復期間(発症から3週間経ってますが)でも、感染しますので、気をつけてください。

 

治療法

ワクチンも、特効薬はありません。

症状緩和のための、解熱剤や鎮痛剤などになりますので、自然治癒というスタイルになります。

 

水疱が破れて、痛みがひどいため、子供は食事をすることを嫌がりますので、脱水症状を防ぐためにも水分補給だけはまめにしてあげてください。それでも嫌がるようでしたら、かかりつけの医師へ連れてきましょう。

 

ちなみに、乳幼児の水疱、というと「手足口病」を思い浮かべますが、決定的な違いがありますので、ここでおさらいしておきましょう。

 

「手足口病」: 熱は37-38度、水疱は口の中だけでなく手、足、身体にも出る。

「ヘンパンギーナ」: 熱は39-40度の高熱、水疱は口の中だけ。

 

水疱が口の中だけなのか、高熱がでるかどうか、この2点がポイントになりそうですね。

どちらも、感染症ですので、予防対策を徹底してください。



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