フケの原因はストレスと・・・その対策とは
素敵なスーツを着てる方、でも良く見ると、肩にフケが・・・教えてあげたいけど、かえって失礼にあたらないかな?あ、自分は、大丈夫だろうか?!
小さいけど、ちょっと気になるフケ。フケにはタイプが2つあったことご存知でしたか?
どちらのタイプかチェックして、しっかりとした対応をとることで、フケを抑えましょう。
原因
過剰あるいは間違った洗髪方法、偏った食生活、ビタミン・ミネラル不足、不規則な生活スタイル、睡眠不足、ホルモンバランス崩れ、ストレス、免疫力低下、気候、年齢、毛染めやパーマ液、水
ストレスとの関係
ストレスは私たちの心身に大きな影響を与え、ストレスが原因の疾患は多く存在します。
ストレスで頭髪が薄くなった、白髪が増えた、円形脱毛症になった、と頭髪に関連する悩みをもつ人も沢山いますので、ストレスがフケの直接の原因ではなくても、ストレスが非間接的に頭皮の皮脂分泌に関係していると考えることはできます。
フケの原因は前述のように様々ですが、なかでも、過労、寝不足、不規則な生活スタイルなどが継続された場合、人によってはそれがストレスの要因となります。それが結果として、皮膚疾患、脂性や乾性といった頭皮の症状となって現れ、フケとなっている、と考えることもできます。
2種類のフケと対策方法
・脂性フケ
真菌性日和見感染症が主な原因といわれ、マラセチア菌が大量に存在し、頭皮が常に皮脂を分泌しています。このマラセチアという菌は、脂を栄養としているので汗や皮脂が増えるほどこの菌も多くなります。このように、脂性フケの場合は、皮脂の分泌が過剰になっているので、それを抑えることが効果的です。
対策① 規則正しいスタイル: 皮脂が分泌される原因は様々ですが、食生活の乱れ、不規則な生活スタイル、ストレスによるホルモンバランスの崩れなどがあげられますので、まずこれら生活スタイルから改善してみましょう。
対策② 洗髪方法を改める: 洗髪しても皮脂が残っている場合が多くあります。そうかといって、過剰に洗髪しても、皮脂が極端に減るため余計に皮脂を分泌しようとしてしまうので逆効果です。フケがでるからといって、ゴシゴシと強くこすると頭皮が傷つけられますので、ご注意を。
対策③ 適切なシャンプーを使用する: これは効果的です。菌を抑制する効果のあるものが市販されていますので、薬局でどれが良いか聞いて判断し、皮脂を抑えるシャンプーを使ってみましょう。
対策④ ドライヤーでしっかり乾燥: これも効果的です。乾燥させないと髪と頭皮に菌が増殖するといわれています。男性は、面倒かもしれませんが、しっかり髪を乾燥してみましょう。
実は、マラセチア菌といっても11種類もあるため、脂性フケの治療は難しいといわれています。
頭皮の皮脂コントロール対策をとっても改善しない場合は、皮膚科を受診して適切な対処法を見つけることが大切です。自己判断で洗髪などをやりすぎてしまうと、かえって逆効果ですので、ご注意を。
・乾性フケ
頭皮の皮脂が少なく、肌が乾燥してダメージを受けることで、フケがでます。多くの方がこちらに属するかもしれません。清潔にしたい、においが気になる、といって毎日ゴシゴシ洗っていると乾燥してしまいますので、注意してくださいね。
対策: 乾性フケの場合は、乾燥が主な原因ですので、洗いすぎには注意してください。
頭皮が乾燥しているので、頭皮に潤いが残り、乾燥させないようにしましょう。
市販のシャンプーでは、アミノ酸系や薬用が効果的といわれています。
ちなみに、ノンプーって、ご存知でしょうか?
私は、頭皮の乾燥が気になるときは、シャンプーを使わずに、お湯だけで洗髪します。
ノンプーとは、Non Shampooという意味で、アメリカで流行ったのが発端です。
お湯だけなので洗いすぎもなく、髪も頭皮もびっくりするくらい、しっとり落ち着きます。また、意外なようですが、においもまったく出ないので、私は時々実行しています。脂性フケの方にはおすすめしませんが、乾性フケの方ならノンプーを試してみてはいかがですか?効果、期待できますよ!
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