魔法の認知症ケア・ユマニチュードの予防法と治療法とは

最近注目されている、先進的な認知症のケア「ユマニチュード」

認知症患者には、ものを忘れる・覚えていない、といった記憶力の低下症状だけではなく、暴言・暴力・徘徊・意欲低下・不眠など、ケアをする側が悩む行動がみられます。

ところが、まるで魔法をかけたように、認知症患者が穏やかになり、そして前向きになる、そういわれている方法があります。

いったいどういったケアなのか、いっしょにみてみましょう。

 



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ユマニチュードとは

考案者は、フランス人、イヴ・ジネストさんです。介護専門家ではありませんが、体育教師として病院職員の教育担当をしていたことがきっかけで、介護に携わるようになりました。

フランスでは、すでに36年前から、介護現場でこの「ユマニチュード」が導入されています。

 

ケアの基本は「見る」「話しかける」「触れる」「立つ」の4つ

  • 見る: 認知症患者は、上から見下ろされると「支配をうけている」という印象を受けます。また、認知症患者の視野は狭くなっています。対話する人と全く目線を合わせない場合、また後ろや横から声をかけられた場合、恐怖を感じます。したがって、本人の正面から、しっかりと笑顔で、低い目線で「目を見つめる」ことが基本になります。

 

  • 話す: 医療・介護現場では、黙ってモクモクとケアするスタイルが多いといわれています。これでは「作業している」感じがあり、認知症患者には、人として扱われている感じがありません。したがって、身体を拭く、洋服を着替える、オムツを交換するといった際には、「穏やかに話しかけ続ける」「実況中継のように、何をしているか、常に言葉にして、話し続ける」そうすると、患者は安心し、敵意をむき出しにしません。

 

  • 触れる: 相手に手首をつかまれると、誰でも恐怖を感じます。拒否・拒絶といった感情が生まれてしまいます。相手の意思を生かす、つまり無理やりなにかをさせるのではなく、「下から手や腕を支える」ことで、本人が自分から動こうとします。

 

  • 立つ: 寝たきり、座りっきりでは、使わない足腰の筋肉は衰えてゆきます。「立つ」「歩く」ことで筋力を鍛えると、骨の強化、呼吸機能の劣化を防ぐことができます。

 

サイトのご紹介

ユマニチュードのケアを受けた認知症患者の様子、介護する側、そして家族について、理解できるサイトが2つございますので、ご紹介します。



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認知症の窓

http://www.xn--n4x78da08sj80b.com/humanitude/

このサイトでは、認知症の兆候、家族の対応、介護の知識、認知症予防、そしてユマニチュードについて、大変わかりやすく説明されています。気になる方だけではなく、すべての方に、是非一読していただきたいサイトです。

 

2004年2月5日 NHKクローズアップ現代 放送内容

http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/180378.html

ユマニチュードケアを取り上げたNHKの番組を視聴した方々のコメントが載っています。

放送内容は、前述のサイト「認知症の窓」に載っていますので、是非、ご覧ください。

「魔法のような」という表現が、実感できるはずです。

 

 

いかがでしょう?ユマニチュードは、介護施設の職員や看護師といった、専門職の方たちだけが学ぶ技術に、とどもまらないことが理解できます。

病院・自宅での認知症患者のケア、そして高齢者介護にも、このユマニチュードの4つの基本「見る」「話しかける」「触れる」「立つ」の技術が使えそうです。

介護される側の「不快感・拒絶感」、そして介護する側の「イライラ感・ストレス」、これらが悪循環しないように、「ユマニチュード」というケア方法を、是非、頭にいれておくことをおすすめしま



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