電気毛布の電磁波の影響は大丈夫?数値の具体例を元に解説します。
電気毛布から生じる電磁波が危険なのかどうか、
実際に具体的な数値を追いながら電気毛布の電磁波が
危険なのか安全なのかお伝えしたいと思います。
電気毛布の電磁波の大きさ
画像がでかすぎたので、2つに分割しています。
こちらの画像は同じ周波数帯50~60kHzの電磁波を発する電気毛布やその他、送配電線下、変電所敷地堺、電気カーペット、ヘアドライヤー、テレビ、掃除機がどれくらいの電磁波の強さ(磁界)なのかを示したものとなっています。
これを見ると、電気毛布は4~6μTであり、ドライヤーや掃除機などと比べると
比較的電磁波の強さは弱いことがわかります。
ただ、電気毛布の場合、ドライヤーや掃除機などと比べて
使用時間が長く、電気毛布の中で寝たりしたら、ドライヤーや掃除機などよりも
磁界の暴露量は多くなってしまう可能性はあります。
そして、一応世界的に決まっている電磁波の基準値として、
200μTよりも発せられる電磁波が小さくなるようにしてくださいっていうのが決まっています。
この200μTというのはICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)ガイドラインに基づく値なのですが、
200μTを超えたらすぐ健康被害が出るというわけでなく、実際にはそれよりも、う~んと高い電磁波になってくると
人体に健康被害を及ぼすとされています。
なので、先ほど見た、電気毛布の電磁気の強さ(磁界)4~6μTは非常に安全な数値ということになります。
でも、電磁波が気になるという方はこちらの電磁波カット加工されている
電気マットをお勧めします。
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電磁波が危険と言われるのは古い製品だったからという件について
ひと昔前の製品が機能が悪いから、電気毛布の電磁波が危険というのは昔の話というのは
どこのサイトにも記述されています。
では、昔の、電気毛布って本当危険だったのかどうか、
気になったので、昔の家電製品の電磁波の強さ(磁界)を探していたら、2001年に公表した
ある研究資料に載ってました。
研究は2000年度に札幌市内の住宅において、色々な家電製品の電磁波の強さ(磁界)を
測定したものです。
それがこちら
これを見ると、残念ながら電気マットは項目に入っていないのですが、
電話機子機、掃除機、除湿器、布団乾燥機では50μTを超える製品も確認されており、
治療用吸入器に至っては100μTを超える電磁波(磁界)が確認されています。
昔の家電製品は、電磁波(磁力)が強かったというのは、あながち間違ってもいないのかもしれませんね。
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